■■■■ 日本オートルート(前半のみ)簡易報告 ■■■■ 簡易報告します。 天候不順のため双六〜新穂高までは行っていません。 日本オートルート(前半のみ) 室堂〜五色が原〜薬師岳〜太郎平〜折立 ■メンバーL:MN(記)、M崎Y子、S藤N子 ■記録 ○5/3(土) 室堂から御山谷経由で鬼岳を巻いて、獅子岳を一部つぼで登って、ザラ峠をざらざら 滑って、100m位登り返して五色山荘へ着く。(素泊まり。) ○5/4(日) 越中沢岳ピークまでは特に問題ない。 岩峰下のトラバース斜面が亀裂が入っていていやな感じだったが雪が落ち着いていた ので、ダガーポジション+キックステップでやり過ごす。 夏道を下るときもスキー板がひっかかったりするので神経を使う。 スゴ乗越後、薬師岳まで、全く全く遠かった。北薬師から薬師までの間の岩峰は金作 谷を滑降トラバースした。薬師岳では明るかったが、薬師山荘あたりで薄暗くなり、 薬師平でとっぷり暗い。へっでんスキーをはじめてやってしまった。磁石と小屋のあ かりとトレースをたよりに太郎平小屋にたどり着く。(朝食付き) ○5/5(月) 疲れていたので遅めの8時すぎのスタート。 とはいうもののすぐにホワイトアウトになり、雨もぱらついてきたので、小屋見落と しの懸念を捨てきれず、太郎平小屋にもどることとする。小屋に戻ってほどなくして どしゃぶりになったので、我々の選択は誤りではなかったと、胸をなでおろす。(素 泊まり) ○5/6(火) 初日及び昨日一緒になった地元高岡の山岳会の方が親切にも折立に一緒に降りようと いってくれたので、折立へ。樹林帯は凍り付いていてかなり気をつかった。 折立からロッジたろうまで、ロッジのバン、その後富山駅までは当山岳会の方の車 で、なんと一銭も使わずに着いたのであった。(後日お礼はする予定) ■コースタイム(さとなお:記) ○5/2(金) 23:54 ムーンライト信州81号 新宿 ○5/3(土) 快晴 05:08 信濃大町 08:30 室堂着 09:20 室堂発 10:20 一ノ越から御山谷を2500m付近まで滑走 11:40 龍王岳と鬼ヶ岳鞍部 (御山谷から龍王岳からの雪崩を気にしつつシール登降) 鞍部乗越し、鬼ヶ岳西面トラバース 13:00 獅子ヶ岳(スキー担ぎ雪壁を登る) 14:00 ザラ峠滑降開始(雪腐るが快適な滑走) 15:30 五色ヶ原小屋着(素泊まり) ○5/4(日) 快晴 02:00 起床 04:00 五色ヶ原小屋出 04:30 鳶山南面トラバース(早朝の為、少々カリカリ) 越中沢岳に向け、スキー担ぎアイゼン・ピッケル 07:10 越中沢岳(左から雪壁をスキー担ぎアイゼン・ピッケルトラバース、 さらに岩峰を左(東)から巻く) 08:30 越中沢岳岩峰を下りた鞍部。北薬師、笠ヶ岳などが見えてくる 10:00 小ピーク、スキー担ぎ、つぼで登る 10:30 スゴ乗越に向け少々下降、スキーで東斜面左側滑降。鞍部に降り立つ 11:50 スゴ乗越小屋、小屋は埋まっている。間山に向けアップダウンの尾根シール登降 13:20 シールにてトラバース気味に間山手前鞍部に上がる 14:20 2832m前の台地(休憩) 15:20 2832m 16:10 北薬師2900m。スキー担ぎで登山道下り、シールつけて岩峰先端まで行くも、 岩峰急で下降不可。スキーで岩峰手前左よりカールに滑り込み、トラバース、 稜線鞍部に上がる。雷鳥があちこちに登場、同時にガスも湧く 18:25 薬師岳2926m 19:00 避難小屋手前の夏道でヘッ電つける。 19:18 避難小屋南面下降中、太郎平小屋の明かり見えるヘッ電で薬師南面滑降。 20:00 薬師峠よりシール 20:35 太郎平小屋着 ○5/5(月) 曇りのち濃霧のち雨 08:00 太郎平小屋発 09:20 北の俣岳手前でホワイトアウト、雨もぱらつく。太郎平小屋に引き返す 10:30 太郎平小屋戻る。その後、雨夜半まで土砂降りとなる ○5/6(火) 快晴 07:30 太郎平小屋発(スキー滑走) 10:00 折立着 12:00 富山駅着 18:40 東京着 ===============================================================================