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山行報告


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02月 : 鳥甲山 白尾根
投稿者: admin 投稿日時: 2007-2-20 10:51:31 (1583 ヒット)

鳥甲山 白尾根

2007年2月10日〜12日 メンバー:L,M山、K村、S津

ルート図(PDF)

【プロローグ・前夜】
5年前の4月に赤尾根から鳥甲山に登った。そのときに見た白尾根の鋭いギャップに惹か
れ、冬の白尾根を登ってみたいと思った。
小赤沢で民宿をやっている元会員の清美さんにもっきり屋の長谷川さんを紹介していただき、
翌年の2月に、K村さんともっきり屋をベースにして白尾根に入った。

このときは大荒れの天気で、稜線に這い上がったとたん強風に張り倒されて、そそくさともっ
きり屋に逃げ帰った。
雪で世間から隔絶されたもっきり屋の薪ストーブの前で飲む酒は心地よく、以後、毎年冬にな
ると半分登山、半分酒飲みの目的で秋山郷を訪れた。

今年で4回目となると、さすがにちょっと飽きたかな、と言う感じになったが、登れないまま
やめてしまうのも癪に障るので、何とかけりをつけたいと思った。

屋敷に嫁いだ邦江さんから「今年は雪が異常に少なく、車で貉平の近くまで入れるわよ」と言
う情報をいただいた。
去年は恐怖感を覚えるほどの積雪で、国道405号を走るのさえ命がけだったので、チャンス到
来とばかりに2月9日金曜日の夜、車で秋山郷に向かった。切明温泉に着いたときは午前1時
を回っていた。

貉平に続く林道は自動車1台通れる幅で除雪してある。道路わきの雪壁は1mほどで、確かに
積雪は信じられないほど少ない。切明温泉から2kmほど入ったところで雪が崩れ、通れなく
なった。車で入るのはやはり危険と判断し、当初の予定通り、和山温泉仁成館に駐車してもっ
きり屋に向かう。

雪は少ないが、その代わり中津川の水量は多く、川の中ほどに架けられた杉板の橋にたどり着
くまでに足元がびしょ濡れになった。
もっきり屋についたときは午前2時半。大急ぎで薪ストーブをつけて靴下、インナーブーツを
乾かす。長谷川さんは居らず、出入り自由。ストーブの傍らにシュラフを広げて朝まで仮眠を取った。

【2月10日(土)曇りのち雪】
もっきり屋8:35〜秋山林道9:30〜貉平10:00〜万仏岩13:20〜1705mBP15:35

翌朝、もっきり屋の玄関からラッセル開始。雪はカキ氷のように荒く、湿って重い。
送電線沿いに秋山林道に上がる。木の枝に、去年付けておいた赤布があった。秋山林道は除雪
してある。貉平の手前まで舗装道路を歩いた。


貉平

貉平からは再びラッセル。
夏道を辿り、傾斜が強まる手前でアイゼンをつける。万仏岩手前の痩せ尾根は、いつもはギャ
ップやきのこ雪が発達していてロープを出すのだが、今年はただの痩せ尾根。万仏岩も梯子が
出ていて、危惧していた巨大なきのこ雪がない。梯子を上って雪面に乗り移り、ナイフエッジ
を慎重に進む。雪は深くなり、ラッセルもきつくなる。

ナイフエッジはうんざりするほど延々と続く。
1705mピークまで気の抜けないナイフエッジで、雪を掻き落とし、雪庇を見極めながらゆっく
りと進む。1705mピークは少し尾根が広がっている。雪を切り崩してテントを張る。
日が落ちてから雪になる。風も強まる。


万仏岩の岩峰 梯子が出ていた。 通常は巨大なきのこ雪が発達し、直登は困難

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