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山行報告


よみもの


08月 : 北ア 剱岳 北方稜線
投稿者: admin 投稿日時: 2006-12-26 11:15:20 (1388 ヒット)

今年は残雪が多く雪渓の状況がかなり悪かったため、自分の体力と相談しながら多少ルート変更してまわってきました。
剣岳周辺の本チャンルート偵察が主目的でしたが、表側(東側)はほぼ達成でき満足。
逆に、裏側(西側)はあまり確認できず、チャンスがあればまた訪れたいと思います。

三の窓はガスに覆われ険悪な雰囲気でしたが、熊の岩は青空の下岩と雪渓が美しく、
こんなところでクライミング三昧できたらしあわせーって感じでした!


2006.8.11〜15
北ア 剱岳 北方稜線
T城(記)


チンネ:小窓雪渓より

行動日程

8月11日(金) 
上野発の夜行列車で出発。(急行能登)

8月12日(土) 晴一時雷雨
欅平(9:40)―阿曽原―(17:20)仙人温泉小屋

8月13日(日)晴時々曇
仙人温泉小屋(7:00)−仙人池ヒュッテ―(13:00)池の平小屋

8月14日(月)晴時々曇
池の平小屋(5:30)―小窓―三の窓―(13:40)剱本峰―(18:00)剱沢

8月15日(火)晴れ
剱沢(9:00)―(長次郎谷)―熊の岩―剱沢―(16:00)室堂=アルペンルート=富山へ下山


12日 晴一時雷雨
列車を乗り継ぎ欅平着。水平歩道を阿曽原へ向かう。吉村昭「高熱隧道」を読んで以来あこがれだった水平道。
志合谷の崩れかかったトンネルをくぐりながら、先人たちの苦労に思いを馳せる。
早めに阿曽原に着いたので、翌日の行程を考え仙人温泉小屋まで進む。途中今回初の雪渓歩行となる。

仙人温泉小屋はS山雅さんオススメのとおり、すばらしい展望の露天風呂があり、極楽気分。
小屋の大将の高橋さんによると、労山会員証を持ってくれば 食事つき一泊=年齢×100円にしてくれるそうで、オススメ!

13日 晴時々曇
特に問題ないルートなのに、途中雪渓で谷を間違え3時間のロス。行程変更して池の平小屋までとする。
八ツ峰・チンネなど裏剣が目前に迫りすごい迫力。悪絶という言葉がふさわしい感じ。
現地で北方稜線の情報収集・ルート偵察。小屋で特別に入れてもらった風呂がサイコー!

14日 晴時々曇
行程が予定とは少しずれてきたので本日は三の窓を越えて剣沢、もしくは長次郎谷熊の岩までとする。 
小窓雪渓はスケールも大きく爽快。残雪が多いそうで小窓間際まで雪渓が続き楽に稜線に立つ。 
三の窓で、クライミングに来ていた萩原Pと出会う。パートナー負傷の話に心配したが大事ではないそうで、
自力行動可能という話のため先に進む。(帰宅後無事下山の報を知り安心しました)

池ノ谷乗越から先は完全にガスに覆われ、迷いやすいとの情報の通り、ところどころ迷う。
迷うポイントは踏み後が錯綜した場所と、どこでも登れそうな斜面。長次郎谷左又コルから、谷を下降して熊の岩へ
行こうか迷うが、6本爪アイゼンで悪雪の急斜面下降は不安なため剣本峰越えで縦走路経由剣沢へ。
最後はシャリバテでフラフラになって剣沢にたどり着く。核心越えたし、明日はもう帰ろうかなーという気分。 

15日 晴れ
朝寝坊。起きたら今回一番の天気!このまま帰るのはモッタイナイ、熊の岩まで偵察に行くことにする。
源次郎尾根取り付き、八ツ峰1・2のコル取り付きを見て熊の岩へ。八ツ峰5・6のコルへのルートがよく見える。
熊の岩上は雪に覆われわずかな平地にテントが5〜6張り。ゆっくり景色を眺める。
すごい!まさにクライマーのパラダイス。
こんなところで山のことばっか考えながら毎日クライミングしてたら、こんなに楽しいことはないだろう。

後ろ髪引かれながら熊の岩を離れ、剣沢のテント撤収して下山する。
富山では駅近くの銭湯で汗を流し、再び急行能登で帰京。

・天候不安定で稜線はガスがち、体力的にもいっぱいいっぱいでしっかり確認できなかったルート多数、残念。
・アイゼンは10〜12本爪が必要。6本爪では急傾斜に対応しきれない。

◎今後剣本チャンルート、どしどしチャレンジしたいと思います。

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