メインメニュー


山行報告


よみもの


05月 : GW剱合宿:赤谷尾根から剱岳
投稿者: admin 投稿日時: 2008-5-29 14:24:43 (1456 ヒット)

2008年5月3〜6日(土〜火)

GW剱合宿:赤谷尾根から剱岳

L,S津A子(記)・T中H之・N村M子

■5月3日;晴れ(暑い)
馬場島8:00〜赤谷尾根取り付き8:50〜2035m(アイゼン)14:45〜赤谷山15:20



馬場島で早月Pと別れ途中春の恵、フキノトウを採りながらゆっくりと赤谷尾根の取り付きに向かう。
今年は、ブナグラから行くには1箇所渡渉があるというので藪こぎルート赤谷に取り付くことにした。  
藪こぎ大変かなーと思っていたら、赤谷山往復する人たちも多いみたいで、なんとなく登山道ぽくなっている。
下の方は、イワウチワがたくさん咲いていて登りの疲れを癒してくれる。

今年は、下のほうもまだ雪が残っている所があるが全体的に少なく、上の方でも夏道がでていた。時々雪崩が起
きている。雪崩の音はいつ聞いても恐ろしい。1800mあたりまで上がるとブナクラの谷、GW前半に辿った
小窓尾根の展望が広がり、暑く、苦しいながらなんとか楽しんで登れた。

赤谷山最後の登りが少し急なので念のためアイゼンを付けて登る。赤谷山頂上は、広く抜群の展望台。
少し下がった所に美味しい水が出ているし、文句のつけようがないテンバだ。
暖かいので外で景色を楽しみながら入山祝いをする。夜中強風!

■5月4日;晴れ
テンバ5:30〜大窓8:15〜池ノ平山11:20〜小窓14:40〜テンバ15:15



快晴の中、赤谷山出発。富山100名山の白萩山は、巻いて行く。今日はアップダウンの連続だが順調に赤ハゲ、
白ハゲ、大窓と進んでいく。小窓尾根は、10人位岩に取り付く順番待ちをしているのが見える。(N村さんによ
ると赤ハゲは、雪が付かないぐらい急峻なので赤、白は雪が付くとゆう事らしい)
この調子なら三の窓には、お昼過ぎ・・・池ノ谷乗越まで行けるかもと淡い期待を抱きつつ進む。

池ノ平山は、3分の2位夏道が出ていて岩場も有りアイゼンがすごーく減ってしまう。 池ノ平山〜小窓までは、
細いリッジの急斜面などがあり岩の段差、潅木草付などノンビリムードとは行かないが、剱の西面と鹿島五龍と後
ろ立山を堪能しながら歩けるのがとても嬉しい。小窓に降りる為3回ほど懸垂(最後シュルンドが開いていた)。

3時の交信の為大休止。交信後、小窓の頭まで行きたかったが、T中さんがだいぶ疲れている様なので一段上が
った所でテンバとする。今夜は、風がほとんど吹かなく静かな夜。

■5月5日;高曇りのち雨(雪)強風
テンバ5:40〜小窓の頭(下がった所)6:15〜小窓の王(懸垂ポイント)7:10〜池ノ谷乗越8:45
〜剱山頂10:05〜平蔵谷下降11:00〜剣沢ノ出合11:45〜剱沢キャンプ場13:30?

今日は、天候が悪化する予定。富山側は、どんより暗いが後立山側は、まだ明るい。皆が待つキャンプ場まで辿
りつけるか不安で一杯の中歩き始める。朝一番から長〜い登りなのでゆっくりと進む。この登りが過ぎた所から
は、少し前に歩いた道だが1週間でかなり融雪が進んでいる!

小窓の王からの懸垂!前はガスっていて良く見えなかったのだが今回は、視界良好だったので何処まで懸垂した
ら良いかよく判る。池ノ谷ガリーの登りは、階段状で神経を使うことが無い状態。9時の通信でなんだか皆今日
剱を引き上げることを言っているが、M山Pが残っていてくれると言っているので剱の山頂に立った後、又交信
をしてどうするか決めることにする。

トレースも有ったので10時過ぎに山頂!三人で握手を交わして写真を取る。 視界なし。そうこうしていたらガ
イドPが次々とやってくる。交信まで時間が有るので少し下がった風が少しでも防げる所で休憩する。
10時半の交信。やはりM山Pが待っていてくれると言っているのでキャンプ場に向かって下降する。
平蔵谷は、悪いと言っていたが、カニのヨコバイを過ぎた辺りからなら降れそうな感じだ。たぶん1時間以内で
降れそうだと三人で相談して下降に入る。

下りなのに途中からT中さんが遅れ始めた。剱沢のダラダラ登り大丈夫かなーと思いつつ途中で何時でも無線を
開けておくと妓兇気鵑言っていたので無線をしたが応答が無い。雨もだんだん強くなってきた。しかたがない
ので私と、N村さんでキャンプ場に先に行って助けを呼ぶことにするが、ここのダラダラ登りは、辛くピッチは
上がらない。やっとの思いで着き妓兇気鵑烹埣罎気鵑鮟けにいってもらう(妓兇気麝難うございます)。 



この日、T中さんは小屋泊まり、S津はN村さんと二人でテント。風が強くフライが本体にくっ付いていて(フ
ライの張り方が悪かったのだが)雨がなんとなく入ってくるのでM山テントに遊びに行く。そこで夕食とビール
をご馳走になる。ずーとここに意居たかったが、イヤイヤ自分達のテントに戻る

・・・やっぱり床が濡れている。床を拭き、ガスを焚き朝の水作りをしながら夜を過す。空焚きしても全然乾か
ないのでしょうがないからそのまま寝る事にしたが途中寒くて起きだして空焚きをする。
こんなテント生活初めて!あー小屋泊まりにすればよかったと二人で後悔。T中さんが羨ましい。

■5月6日;晴れ
テンバ8:00〜

昨日とはうって変わって晴天。剱沢のキャンプ場から見る剱はやはり最高です!少しピンクに染まった剱を見れ
て昨日の夜のどんよりした気分は一気にハレ急上昇!!!
昨日の濡れ物も晴天の中、すこしずつ乾いて行く。皆で記念撮影をしてゆっくりと出発。
雷鳥沢キャンプ場では風も無くすっかり春山ジョイヽ(^。^)ノ 女の人達は、日焼け止めを塗りなおす。
無事皆で室堂に着き解散。

今回T中さんが車できたので私達は、上市経由。上市は27℃夏日です!暑いはずです。剱は、入山したときより
黒い肌を見せているような・・・

-----------------------------------------------------------------------------
★★〜待ってて剱!!〜S津A子★★
今回、大ベテランのT中さん、私より断然経験豊富なN村さんの3人で赤谷尾根。術的に何の心配も要らない二
人、むしろ私が一番心配!。色々ありましたが、天候にも恵まれて(初日暑すぎ)無事に登ってこられて良かっ
たです。同じ山でも、その時その時の天候、雪の付き方、状態、トレース等の有無によって全然違った山になる
から面白い。またチャンスがあったら登りにくるので待ってて下さい剱!

★★〜いやあ、これが最後だ剱岳〜T中H之★★



両手に花の春山ジョイも、ペースについていけず吐きそうになるくらいだった。別に筋肉痛でもなく、息切れで
もなく、全身ボロボロというオカシナ症状。高価な方のアミノバイタルを3つも貰ってしまった。多謝。

S津さんはテキパキしていて、上手く行程をコントロールしてくれ、今後のぶなの会の爆騰を思わせてくれまし
た。楽しみだなあ。「合宿」という企画は、ルートなどを限定して取り組むことになるので、ある意味デメリット
も感じられるものですが、ルートやメンバー構成を工夫することで会が全体として強くなっていくことが展望で
きれば、山岳会にとっては意味があると思います。途中をはしょって言えば、創意的な山行のベースになるよう
な気がします。

剱沢をトボトボ登っているとき、「助けを呼んでくるから」と二人に先行されちゃいましたけど、助けに来てくれ
るなら妓況かなあとボンヤリ思っていたら、やっぱり来ました。ハハハ、やっぱねえ、そうなのさ。

★★〜努力実って嬉しい山行〜 N村M子★★



GW後半、劔岳赤谷尾根へ行ってきた。
病み上がりから復活まもなく、まだまだ体力に自信の無い中、3泊4日分の縦走装備を背負って、どこまで、劔
岳の中で、バテずに歩けるか、不安でいっぱいだった。が、心配していた動悸や息切れはあまり無く、比較的、
元気に歩き通し、予定どおり5日劔沢小屋BCに到着。私たち赤谷尾根Pの到着を待っていてくれた劔岳合宿他
パーティと、無事、合流できた。

思えば、GW時期の劔岳に登ったのは、ぶなに入会した翌年のGWに小窓尾根へ行って以降、実に6年ぶりだっ
た。その間に一度、GWの劔へ入ったが、雨続きで、山頂は雨雲の中、真砂沢からの敗退となった。
ここ数年、持病の影響もあって、貧血や動悸息切れなどが酷く、ハードな山行には、殆ど、行っていなかった。
年も年だし、ハードな山は止めてこれからは、癒し系の山をやっていこうかな・・・とも思ったりもしたが、こうし
て頑張って劔岳へ来て見ると、また、ハードな山に対する憧れも湧いてくる。(厳しい山は、ちょっとした麻薬の
ような物かも・・・)

ともかく、今回劔に行けたのは、3月中旬、病み上がりの状態から抜け出しかけの頃、山行リーダのS津さんが、
劔の赤谷尾根に一緒に行こう、と声をかけてくれ、そして、体力回復の状況を1ケ月待ってくれた事、体力トレ
時期に、一緒に山に行ってくれていたT中さんが、これなら赤谷尾根に行っても大丈夫だろう、と言ってくれた
事、などのお陰かなと思う。

私自身でも、限られた日数の中で、体力を回復させる目標を持ち、3ケ月のブランク後であったが、毎週末、山
に通って努力した。そんな努力が実ったのか、あまりバテることなく、今回の赤谷尾根山行の全行程を歩けて嬉
しかった。

赤谷尾根は、下部の藪こぎがすごくて嫌になるような話を、当初聞いており、恐れをなしていたが、ウワサほど
ではなく、まあ許せる程度の藪だった。驚いたのは、あっちこっちにしっかり付いている赤テープと踏み跡。
近年では、もっとマイナーな尾根になっていると思い込んでいたら、GW後半の赤谷尾根は、大賑わいだった。
山頂なども、結構な人数が来ており、テントもいっぱい。

そして、赤谷尾根からの劔の展望は、ウワサに違わず、最高に素敵だった。来てよかったーと思った。
しかし、二日目の池の平山から先にあれほどのアップダウンが待っていようとは思わず、意外にも順調に進んだ
赤谷山の山頂から大窓の間に、劔沢へその日中に到着する夢を見かけたが、夢と現実は違った。。。

全体を通して今回の山行の中で、一番辛かったのは、5日に、劔沢BCのテンバについてからの一晩。
雨風が夕方から暴風雪に変わり、靴、靴下からシュラフまで全て濡れて、さむーい夜を過ごしたことだ。まあ、
山をやっていればこんな事もあるさ、一晩の辛抱をやり過ごすと、翌朝は、素晴らしい天気となっていた。
締めくくりの日が、快晴だったので、終わり良ければ全て良しで、楽しく下山できた。

S津さん、T中さんを始め、全合宿メンバーの皆さま、お世話になり、ありがとうございました。
また、来年も、どうぞ、宜しくお願いします。

印刷用ページ このニュースを友達に送る
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
投稿者 スレッド


Copyright(c) 1997-2003 OCEAN-NET All Rights Reserved.
Powered by PHP + MySQL + Apache + Xoops2