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山行報告


よみもの


05月 : 富士山 雪上訓練
投稿者: admin 投稿日時: 2007-7-25 11:42:09 (1121 ヒット)

2007.5.19−20

富士山 雪上訓練

メンバー L,妓(記)、Y山、M尾、S津、菊


中国登山に向けて雪上訓練をしようということになった。
場所を一の倉沢と日比さんと妓兇唱え、Y山さんはより実践に近いほうが良いということで富士山火口を主張する。今の段階でモメテはまずいと思い、Y山案を採用した。

結果、私にとってはとてもよい山行となった。 なぜならば、雪の富士山頂へ登るのは初めてだから。今まで雪上訓練で何回か来たことはあるが、その時は馬返しどころか、富士吉田からトコトコ延々と歩いた記憶ありで、富士山はカッタルイ山というイメージが強かった。

雪の富士山頂はすばらしかった。日本にこんなにいい山があるじゃないのと再認識した。眺望がすばらしい。愛鷹山や駿河湾が見える。煙が上っているのは製紙工場だろうか。
ヘンな話、先の戦争での戦闘機の高度は4000メートルと聞いているが、このような雄大な光景を見ながら何を感じて散っていったのだろうか、などととりとめなく考えた。(機会をみて防空頭巾の楽しいかぶり方などを○○さんに聞きたいと思っています)。


日時:  2007.5.20
場所: 頂上から火口へ100メートル下ったところ。斜度35度くらい。
雪の状態: スノーボーダーが転倒して、きゃーきゃーと30メートル滑落するような雪
天気:  快晴。風すごく強い。寒い。
特記:  そりを使用。


スタンディングアックスビレー訓練で経験したことと考えたこと

1.制動に関して
肩がらみ方式でもグリップ方式でも化繊は溶ける。
登攀中にヤッケを脱ぐことは 困難であるが、オーバー手袋は外すのが容易なため、この点でグリップのほうがよい。制動効果及び操作性についてはどちらが有効かは分からない。今後の課題としたい。

2 ランニング支点について
効かないと割り切る。スノーバーによるランニングビレーはことごとく抜けたり曲がったりした。スノーバーの横置き、ピッケルの埋め込みも抜けた。このときの雪の状態は、表面はややクラストしているものの、その内部は比較的に柔らかい雪であった。

ぶなで検証した有効なスノーアンカーは、1.スノーバーの横置き、2.土嚢袋、とのことであるが、実践を考えた場合、微妙なバランスクライミングの最中に1や2の作業を行うことは不可能に近い。また、ランニングが崩壊しないような、堅く安定した雪面での登行ではトップは落ちることはないだろうし、落ちるようなヤバイ雪の状態のところでは、たぶんランニングは効かないと考える。

今後、有効なランニング支点の方法を探っていきたいと考えるが、結論からいって、雪壁でのランニングは効かないと考え、あくまでも気休めで、止まったらもうけものぐらいに割り切る。結局、トップ墜落距離100メートルを想定した上で、ビレーヤーがダイレクトに確実に止めるための練習を行うことと、さらなる確保技術の改善、及び確実なセルフビレーアンカー敷設の検討をするべきであると考える。

今後、多くの人の意見を聞くとともに、実験を行ってよりよいものにしていきたいと思う次第です。




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